ロボットにはメンテナンスが不可欠
月曜日, 10月 3rd, 2016人間に代わってロボットが介護を行うようになれば人間の負担が軽くなり、高齢化が進む社会でも介護サービスの質を下げずに済む。そのためロボットに仕事の一部を代行させる動きが活発化している。
ロボットは人間のように疲れることがないため、長時間に渡る重労働の仕事にも連続して介護できる。ただしメリットの多い介護ロボットも課題は抱えている。具体例として、定期的なメンテナンスを必要とするマイナス面がある。機械のメンテナンスを怠ると、故障を引き起こす可能性が高い。注油を行ったり、消耗する部品は交換しなければならない。ロボットのメンテナンスに手間や時間、費用が掛かるようであれば、介護施設にとっての負担要因となる。
そうした背景から、介護ロボットを施設に導入する際には、メンテナンスのサポートが受けられるかどうか注意が必要になる。複雑な構造を持ったロボットであれば、ロボットの構造に詳しい技術スタッフでなければメンテナンスができない。そこでロボットの導入時に、メーカーやあるいは納入業者から導入後のメンテナンスについて問い合わせる必要がある。
一般的に介護用などの専門的なロボット製品は、販売だけでなく保守点検のサービスも同時に案内される場合が多い。介護用のロボットは、業務時の故障や誤作動は必ず避ける必要があるためメンテナンスは怠らないよう継続しなければならない。例えばもしトラブルが発生した場合でも、迅速に対応してくれるサポートを受けられるかどうかが課題となる。